皆さんこんにちは。協会スタッフの小林(紗)です。
先日大阪でとても貴重なセミナーへ参加させていただきました!
実は今年、ポーランドは独立して100周年を迎えるまさに記念すべき年になります。これを記念して今年の5月よりポーランドの帆船【ダル・ムウォジェジ号】が世界一周の航海をしていて日本へは11月11日~16日までの間、大阪へ寄港していました。
大阪へ来たのは1997年以来なんと21年ぶりとのことです!
このイベントと合わせて、先日ポーランド全国家禽評議・商工会(KRD)のメンバーの皆さんが日本へ来られてポーランドの家禽肉と羽毛についてのセミナーを開催されました。
10月にセミナーでお世話になったポーランドのANIMEX社様よりお誘いいただき参加できました!
家禽肉については初めてお話が聞けたのですごく新鮮でした。
羽毛に関しては徹底された管理体制の元で安定して高品質な羽毛を手に入れることができますが、それは家禽肉においても同じ考えで、品質に常にこだわり、また輸出する各国の厳しい基準をクリアできる安全なお肉を生産されています。
そのため、ポーランドでは羽毛、家禽肉共に年々輸出が大きく伸びているとのこと。これは時間をかけ品質の向上、管理システムの構築を行ってこられたからです。
また、羽毛のセミナーは【ANIMEX社】のティノルさんがお話されました。
ポーランド羽毛の日本の輸出量は過去10年間で毎年約100tと安定した量を輸出していますが総輸出量を見ると毎年伸び続けています。
その理由として、一つはポーランド国内で水鳥の飼育量が増え、採取される羽毛の量がふえたこと。そしてもう一つの理由は、輸出されてからも羽毛の追跡が可能で、トレーサビリティの管理が徹底できていることが選ばれているポイントになっているとのことでした。
そういったこともあり、ポーランド全国家禽評議会(KRD)では原産地証明発行規則の改正の取り組みを行っておられます。
その取り組みの一つとして原産地証明書を一新し、より透明性のある内容にするとのことです。
ここまで徹底したシステムを構築することができるのは、やはり常に最高品質の羽毛を安定して採取できるポーランドだからこそできることと感じました。
今回のポーランドの家禽肉と羽毛のセミナーで聞いた内容は非常に良かったので今回参加できて本当に良かったです!
また、セミナーの後はレセプションとして21年ぶりに大阪へ寄港したポーランドの帆船【ダル・ムウォジェジ号】でポーランド家禽肉の試食会が行われましたので、そちらも参加させていただきました!
家禽肉はあっさりしていて非常に食べやすかったです!そして参加されていたポーランドの方に勧められるがままに飲んだポーランドでよく飲まれるというズブロッカというウォッカ…
アップルジュースと割って飲むと美味しいと言われ飲みましたがアップルジュースで割ったことでお酒が苦手な私でもすごく飲みやすかったです!
3杯飲めば暖かくなってくるそうですが…それは挑戦できませんでした…
このレセプションもあっという間に時間が過ぎ、非常に楽しかったです!
協会スタッフ 小林 紗也佳