皆さんこんにちは!協会スタッフの小林(紗)です。
4月になり、協会も新たな活動がスタートしました!
まずは、当協会が認定する羽毛診断師、ダウンプロフェッサーの育成を目的とする
【羽毛診断講習】の第1回目の講習会を大阪と東京の2会場で行いました!
この講習は、羽毛診断士としてお客様へより具体的に羽毛ふとんについての
ご提案ができるようになるためのファーストステップとして
羽毛ふとんの基礎知識を1日かけて学んでいただきます。
何を学んでいただいたかというと、まずは【羽毛について】です。
羽毛と一言で表しても採取されている部位によって性能が全く違います。
羽毛サンプルを見てもらいながら確認してもらいました。
さらに羽毛は使用していくうちに徐々に劣化してきます。
どの様に羽毛が劣化しているのか過程などをサンプルを用いながら解説しました。
次に【羽毛ふとんの生産について】です。
羽毛ふとんの生産工程を確認してもらうため、工場視察を行いました。
主に、羽毛の洗浄工程、側生地の縫製、羽毛充てん作業について視察しました。
羽毛ふとんを解体し、洗浄、新しい側地を縫製し、羽毛を充てんして仕上げるという
羽毛ふとんの最初から最後までの工程を一気に見てもらいました。
そのあとは【羽毛の評価について】羽毛診断を行うときに最も重要なスキルとなります。
当協会ではA~Eランクの5段階で羽毛の評価を行っています。
どのような基準で評価するのかについてサンプルを確認してもらいながら説明し、
その後劣化したサンプルを並べて、評価のテストを皆さんにしていただきました。
最後に【羽毛診断について】をお話しました。
そもそも羽毛診断とはどういったことなのか、どのような手順なのか。
羽毛ふとんの開け方からご提案まで、当協会の診断方法をご説明していきました。
以上のような内容で第一回の羽毛診断講習を進めました。
かなり盛りだくさんの内容でしたので、あっという間に一日が立ってしまいました。
今回参加いただいたお店様はこれから積極的にお店で羽毛診断を実践し、
診断のスキルアップをしていただきます。
羽毛の評価ができるようになると提案の幅がぐっと広がり、
お客様に合うものをご提供することができます。
最初は分からないことなどが多々あるかと思いますが、実践し、
たくさんの羽毛を診ることでだんだんと羽毛の性質が分かってきます。
もちろん、当協会も全力でサポートして参ります。
協会スタッフ 小林 紗也佳