皆さんこんにちは!協会スタッフの小林(紗)です。
あっという間に4月に入り、今年も三分の一が過ぎました。
来月からいよいよ新元号『令和』になりますね!
さて、協会では2019年度の活動が4月にスタートしました!
まずはダウンプロフェッサーを育成する講習【第1回羽毛診断講習】を大阪と東京で開催しました!
この講習会は羽毛や生地などの羽毛ふとんに関する基礎知識や
リフォーム羽毛の劣化基準の考え方など、
羽毛診断をするために必要な知識、技術を学んでもらうための講習会です。
羽毛と生地で出来ている羽毛ふとんは羽毛の特性を知ることで、
また、生地の特性を知ることで使い心地が大きく変わってきます。
お客様により快適な睡眠ライフを送っていただくための提案をする“ダウンプロフェッサー”
になるために必要不可欠な知識などがぎっしり詰まった内容となっていますので、
参加いただけた研修生の方々に非常にご好評いただけました。
今回ご参加いただいた皆さまは今回学んだことをお店で実践していただき、
活かしていただければと思います。
また、4月には【2019年度第1回情報交換会】も大阪と東京で開催しました!
今期から午前の部と午後の部の2部制にしてより内容の深いもの会員の皆さまに発信しています。
まず、午前の部では梶井会長による“暖かさについての実証実験”を行いました。
今回は実際に会員の皆さまに参加していただき、違いを実感してもらいました!
今回は…
『マチ高の違いで暖かさが違ってくるのか』
『生地によって水分の蒸発量に違いはあるのか』
『中の羽毛によって暖かさに違いはあるのか』
以上3点についての実験を行いました。
どの内容も理解すればお客様への提案がさらに広がるものですので、
この実験については今後も引き続き行っていきます!
そして午後の部では国際羽毛検査機関であるIDFLのベンさん、天野さんに来ていただき、
羽毛の検査についてや世界の羽毛事情などについてのセミナーをしていただきました!
まずはIDFLで行っている検査【ヘルシーダウンプログラム】についてお話してもらいました。
ヘルシーダウンプログラムとは羽毛が清潔であるかを証明するための検査です。
この検査は通常行っている検査よりも検査項目が多く、パスするのもかなり難しいそうで、
現在世界中で検査をしていても合格率が17%ほどとのことでした!
近年“清潔さ”が様々な場面で必要とされるようになってきました。
その流れはもちろん羽毛にもあり、お客様は清潔で安心な商品を求められています。
そんな中IDFLは発表した“ヘルシーダウンプログラム”は細かい試験項目と
厳しい合格基準の設けられた試験となっています。
この試験をパスした羽毛は自信を持ってお客様におすすめできるものですので、
このような素晴らしい試験があることお店やお客様にはどんどん知っていただきたいと思います。
また、世界の羽毛事情では、
主に近年問題になっている“グルーダウン”と“羽毛の高騰”についてお話いただきました。
今回は【第1回羽毛診断講習】、【2019年度第1回情報交換会】ともに
朝から夕方まで長い時間皆さまにお付き合いいただきましたが、
どちらの講習会もその分内容は充実したものをお届けすることができました!
ご参加いただきました皆さま、長時間ありがとうございました!
協会では今後も、会員の皆さまにはより充実した情報を発信していけるよう努めて参りますので、
2019年度も引き続きよろしくお願いいたします!!!
協会スタッフ 小林 紗也佳